「あなたの子どもは」カーリル・ギブラン

投稿者: | 2014年8月28日

小児科医・毛利子来先生の『赤ちゃんのいる暮らし』に
印象的な詩がのっていました。
ご紹介しますね。

「あなたの子どもは」
カーリル・ギブラン
霜田静志訳
 
あなたの子どもはあなたの子どもではない。
子どもは「生命」の渇望からの子どもである。
子どもはあなたを通って来る。
しかしあなたからではない。
子どもはあなたと共にある。
しかし子どもはあなたのものではない。
 
あなたは子どもに愛を与えることができる。
しかし考えを与えることはできない。
子どもは自分の考えをもっているのだから。
 
あなたは子どもの体を動かしてやれる。
しかし子どもの心は動かせない。
 
子どもは明日の家に生きている。
あなたはそれを訪ねることも、夢みることもできない。
あなたは子どもを好くようになれるであろう。
けれども子どもがあなたを好くようにならせようとはしなさるな。
人生は後に退き昨日にとどまるものではないのだから。
 
あなたは弓である。
そしてあなたの子どもらは
生きた矢としてあなたの手から放たれる。
・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・
弓ひくあなたの手にこそ喜びあれと

 

ベランダでゴーヤと朝顔を育てているのですが
子育てと似ているなあと思ってしまいます。
わたしが水をあげないと弱ってしまう。
でもそれだけで生きてるわけじゃないんですよね。

わたしができることはほんの一部で
あとは太陽の光を浴びて、
勝手にぐんぐん育っていく。
気がつくと
きれいな花を咲かせていたり
立派な実ができていたり。

わたしが与えているんじゃなくて
もともとの力がある。
子どもも植物も、もともと備わっている力に圧倒されます。