『「ニセ医学」に騙されないために 危険な反医療論や治療法、健康法から身を守る』を読みました。

投稿者: | 2015年3月4日

『「ニセ医学」に騙されないために 危険な反医療論や治療法、健康法から身を守る』を読みました。

なんとも刺激的なタイトル・・・。
本書で「ニセ医学」とは、医学のふりをしているが医学的な根拠のない、インチキ医学のこと。
現代医療、代替医療、健康法に関してそれぞれ具体的に10項目が選ばれ、世間に広まっている医療に関するよくある誤解やうそについて解説してあります。
ざっくり言うと、「現代医学批判」を批判する本です。

著者は内科医のNATROM先生。
『NATROMの日記』というブログで、主に医学とニセ医学についての情報発信をしています。
 

例えばこんな話題。
・ステロイドは悪魔の薬?
・ワクチンは有害?
・病院での出産は不自然?

どの項目も非常に興味深く読みました。

なにか選択をするときに、かたよらずに情報を集めるってほんとうに大事だと思う。
そういうのを、メディアリテラシーと言います。

【メディアリテラシー】
インターネットやテレビ、新聞などのメディアを使いこなし、メディアの伝える情報を理解する能力。
また、メディアからの情報を見きわめる能力のこと。

昔、大学の授業で習ったことがあるような・・・。
映像が専門だったのでそんな授業もあったんですね。
サブリミナル効果とかね。

 
自分でも無意識のうちに、かたよった情報だけを集めている、ということは誰にでも起こると思います。
情報はどこにでもあふれてるから、個人の見きわめる力が必要になってくるんですね。

わたしは東洋医学という、言ってみれば非常に狭い(?)マニアックな(?)世界に身をおいているわけですが。
いつも、近くからと遠くから、両方の目線を行ったり来たりしていたいと思っています。

過去に病院で勤務していたこともあり、現代医学の良さもこの目で見てきたので
今でも、現代医学を否定するようなことはとても言えません。

患者さんにとって、今何が一番必要かをいつも考える。
そのためには東洋医学も現代医学も、垣根はないと思うんですよね。
 


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