お灸の意外な効用。

投稿者: | 2014年8月15日

今日は医学的でもなく
科学的でもない
ただの個人的な感想です。
わたしが自分にお灸をしているときの話。

もともと
お灸にはリラックス効果があると思われます。

おそらく
・からだがあたたまる
・もぐさの香り
によるものだと。
患者さんもお灸をしているあいだに
ぐっすり眠ってらっしゃる方は多いです。

でもそれは、人にお灸をしてもらうときの話。
自分で自分にお灸をするときは
リラックス効果はあまり期待できないと思っていました。

でもですね
先日気がついたんですよ。
自分で自分にお灸しているときの
こころへの影響を。
意外な効用でした。
 

このところ、ちょっと悩みごとがあって
考えても考えてもグルグルしていました。
ネガティブ思考のデフレスパイラル・・・。
まあこのまま考えていても仕方がないから
気分転換にお灸でもしてみるか、と。

お灸をするところにしるしをつける。
もぐさをひねる。
もぐさを肌にくっつける。
線香で火をつける。
熱さを調整する。
ひとつのお灸が終わります。

そしてまた
次のもぐさをひねる。
もぐさを肌にくっつける。
線香で火をつける・・・

と同じことを繰り返します。
その作業に集中していくうちに
頭の中がからっぽに。

せっせと自分にお灸をして
からだがあたたまるのと同時に
なんだか頭もすっきり。
悩みごとがなくなったわけじゃないのに。
 

手を動かすのは
こころにいいのかなと思います。
人によって
お料理だったり
編み物だったり
手を動かして、無心になれるときってありませんか?

何も考えない。
簡単そうでいて案外むずかしいですよね。
 

未来への心配や不安。
過去の後悔。
誰かをうらやましく思うこと。
すべて、
「いまのわたし」
「ここにいるわたし」
に集中していない証拠です。

お灸をしたところで
何か状況が変わるわけではありません。
でも、考えても仕方のないことを
むだだとわかっていても、グルグル考えてしまうとき。
その悩みごとを、ちょっと横に置いておく。
悩みごとから少し自由になる。
その、「少し」が大事なんですよね。

お灸の新たな一面(?!)を知って
なんだかうれしい気持ちでその日は眠りにつきました。
きっとまたグルグル考えてしまうときはあると思うけど
そのときはまたお灸でほっこり集中するぞ。