よくあるご質問(お灸について)。

投稿者: | 2014年3月29日

Q:お灸のもぐさは何でできていますか?
A:お灸に使うもぐさは、植物のヨモギからできています。正確には、ヨモギの葉の裏にある毛からもぐさが作られます。もぐさにも種類があり、お灸のやり方によってもぐさを使い分けています。
 

Q:お灸は熱いですか?あとが残りますか?
A:お灸の種類とやり方によります。

通常は、台座灸を使って治療しています。台座灸はもぐさが肌に直接つかないので、基本的にあとが残ることはありません。また、熱く感じたらお灸を取り除くので、熱いのを我慢していただくということもありません。

ひびわれや魚の目の治療のときには、透熱灸といって、米粒の半分くらいに大きさに作ったお灸をします。この場合はチクッと一瞬熱く感じることが多いです。熱さをやわらげるため、“灸点紙”という専用のシールを肌に貼って、その上からお灸をする場合もあります。
お灸のあとは黒く炭化したような状態になりますが、1~2週間で黒い部分がとれます。一生あとが残るようなお灸はしていませんので、ご安心ください。

症状や患者さんの状況によっては、棒灸や灸頭鍼という方法でお灸をすることもあります。いずれも肌から少し離れた部分でもぐさが燃えるため、じんわりとあたたかく感じるようなお灸です。
 

Q:家でお灸をしたいのですが、やり方がわかりません。
A:ご希望の方には、ツボにしるしをつけてご自宅でお灸をしていただきます。
ご自宅でしていただくお灸には、台座灸と透熱灸の二種類があります。

ご自宅でのお灸にも、通常は台座灸を使います。台座灸はご自分でも簡単にできますし、途中でお灸を取り除けるので、熱さを調整できます。

透熱灸はもぐさを小さく作らないと熱いので、お灸に慣れていない方にはなかなかむずかしいです。それでも、透熱灸の方が確実に効果のある場合があります。

【透熱灸が効果的なとき】
・足や指先のひびわれ
・魚の目
・症状によらず、足の裏のツボにお灸が必要な場合
(足の裏のツボには台座灸でも対応できますが、透熱灸の方がより効果的なこともあります。)

このような場合は、透熱灸の方が確実に効果のあることをご説明し、やり方をお伝えします。
一緒にお灸をやってみて、「これなら家でもできそう!」という方には透熱灸用のもぐさを販売しています。
「自分でやるのはちょっとむずかしいかな・・・」という方に、むりにお灸をすすめることはありません。治療の頻度を調整するなどして対応していきます。

お灸に興味のある方はぜひご相談ください!!

 
【参考資料】
大島亘『鍼灸理論テキスト』
鈴木育雄『針灸Q&A』