よくあるご質問(逆子のお灸について)。

投稿者: | 2014年5月28日

 
Q:妊娠何週ぐらいで逆子の治療をしますか?
A:27~28週の妊婦健診で逆子と診断されたら、すぐに鍼灸治療をはじめるとより効果的です。33週を過ぎてしまうと効果が少なくなるという報告もあります。逆子と診断されましたらなるべく早めに受診していただきたいと思います。

 

Q:どんな治療をしますか?
A:基本的には足のツボ(三陰交と至陰)を使います。お灸だけにするか、鍼との組み合わせにするかは、患者さんの状態や、はり灸治療の経験などを考慮して、相談しながら決めていきます。

 

Q:何回くらい治療が必要ですか?
A:基本的には週1回の治療を3~4週続けます。鍼灸治療を続けても、5回目以降は逆子の治る確率が下がるという報告がありますので、5回目以降はご相談の上、治療を続けるかどうか決めていきます。

 
Q:自分でできることはありますか?
A:鍼灸治療の効果を高めるために、できればご自宅でもお灸をしていただきます。患者さんがご自分でもできる簡単なお灸です。ツボの位置にしるしをつけ、お灸のやり方をご説明します。

ご自宅用のお灸は1個10円で販売しております。1日4個×日数分を買っていただいて、次回のご予約の日まで毎日お灸をしていただきたいと思います。薬局などで売っている市販のお灸でも大丈夫です。

 

 
お灸の治療をしても、逆子が戻らないこともあります。
逆子のままですと、出産のときの安全性を考えて、帝王切開のお産になることが多いです。
ご本人は経膣分娩(下から産むこと)をのぞんでいたのに
帝王切開になることにとまどう方もいらっしゃいます。

出産はお母さんと赤ちゃんのふたりの命がかかった大仕事ですよね。
「こんなふうに産みたい」というイメージを持つことは大事だと思います。
ただ、安全を最優先させたときに、そのイメージと違うかたちになることもありえます。
どんなかたちであってもお産はお産です。
医療従事者として、できるだけ医学的根拠のある正しい情報をお伝えして
患者さんが納得してお産にのぞめるよう、協力させていただきたいと思っています。