悩んだときには。

投稿者: | 2014年6月26日

仕事柄、ひとの話を聴くことが多いです。
はりとお灸をしているあいだ
ぐっすり眠ってらっしゃる方もいますが
ご自身のことをお話してくださる方もいます。
仕事の悩み、家庭の悩み、人間関係の悩み・・・。
ひとの数だけいろんな悩みがありますよね。

わたし自身も、どちらかと言えばよく悩むほう。
身近な人に相談したり
本を読んでみたり
気分転換してみたり。

いつもひとつだけ心がけていることがあります。
『自分にできる部分は精いっぱいやって、あとは天にまかせる』こと。

 
2011年3月の東日本大震災のあとに
災害鍼灸マッサージプロジェクトという活動に参加しました。
被災者の方や復興支援を支える現地の職員の方へ
鍼灸マッサージ治療を通じて、支援を行うという活動です。

わたしがはじめて参加したのは2011年7月。
宮城県南三陸町でした。
地震直後の状況と比べるとずいぶん整ってきている状況だったのだと思います。
それでも、町のようす、現地のひとからの話など
わたしにとってはとてもショックの大きいことでした。

活動を終えて、埼玉への帰り道。
なにかわたしにできることはないかと思って来てみたものの
自分自身の力のなさを痛感したことを
感じるままにプロジェクトの代表に話していました。

そのとき代表はこう言ったんです。
「ボランティアに行ったからといってなにか偉いわけでもないし、
自分に力がないからといってそれを卑下する必要もない。
自分にやれることをやるだけ。それ以上でもそれ以下でもない。」

 
それ以来、悩みごとがあるときにはそのことばを思い出します。
状況が変わるわけではないし悩みが解決するわけでもない。
でも、なにかこうスーッと背筋がのびるような気持ちになるんです。

人間だから、日々つまずいたり悩んだりもする。
でも自分の力ではどうしようもないことがある、と気がつくと
ちょっとラクになりませんか。
自分の力ではどうしようもないことがあるからこそ
自分にできる部分は一生懸命やりたいと思います。